ipconfig、arp、pingコマンドについて解説します。

Ipconfig

この診断コマンドは、現在の TCP/IP ネットワーク構成値をすべて表示します。特に、このコマンドを DHCP を実行するシステムで使えば、DHCP を使用して構成した TCP/IP 構成値がどれであるかを突き止めることができます。


ipconfig [/all | /renew [アダプタ] | /release [アダプタ]]

パラメータ

all
構成値をすべてを表示します。このスイッチがないと、ipconfig が表示するのは、各ネットワーク カードの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイの値のみです。

/renew [アダプタ]
DHCP 構成パラメータを更新します。このオプションは、DHCP Client サービスを実行するシステムでのみ使用できます。アダプタ名を指定するために、パラメータなしで ipconfig を使ったとき表示されるアダプタ名を入力します。

/release [アダプタ]
現在の DHCP 構成を解除します。このオプションは、ローカル システム上で TCP/IP を使用不能にし、DHCP クライアント上でのみ使用できるようにします。アダプタ名を指定するために、パラメータなしで ipconfig を使ったとき表示されるアダプタ名を入力します。
パラメータを指定しないと、ipconfig ユーティリティは、ユーザーに対し、IP アドレスとサブネット マスクを含むすべての現在の TCP/IP 構成値を表示します。特に、このユーティリティを DHCP を実行するシステムで使えば、DHCP を使用して構成した値がどれであるかを突き止めることができます。


Arp

アドレス解決プロトコル (ARP) で使われる IP とイーサネットまたはトークン リングとの物理アドレス変換テーブルを表示、および修正します。このコマンドは TCP/IP プロトコルがインストールされている場合のみ有効です。

arp -a [IP アドレス] [-N [インターフェイスアドレス]]
arp -d IP アドレス [インターフェイスアドレス]
arp -s IP アドレス イーサネットアドレス [インターフェイスアドレス]

パラメータ

-a
TCP/IP に照会を行い、現在の ARP エントリを表示します。IPアドレスを指定すると、指定したコンピュータの IP および物理アドレスのみを表示します。
-g
-a と同じ。
IP アドレス
IP アドレスをドット区切り 10 進表記で指定します。
-N
インターフェイスアドレスで指定したネットワーク インターフェイスの ARP エントリを表示します。
インターフェイスアドレス
アドレス変換テーブルを修正しなければならないインターフェイスの IP アドレスがあれば、指定します。ない場合は、最初の適切なインターフェイスが使用されます。

-d
IP アドレスで指定したエントリが削除されます。
-s
ARP キャッシュにエントリを追加し、IP アドレスを物理アドレス (イーサネット アドレス) に関連付けます。物理アドレスは、ハイフンで区切った 6 個の 16 進バイトとして入力します。IP アドレスは、ドット区切り 10 進表記で指定されます。このエントリは永続的です。つまり、タイムアウトの時間が終了した後でも、キャッシュから自動的に削除されることはありません。

イーサネットアドレス
物理アドレスを指定します。


Ping

リモート コンピュータ、またはコンピュータへの接続を検査します。このコマンドは TCP/IP プロトコルがインストールされている場合のみ有効です。

ping [-t] [-a] [-n count] [-l length] [-f] [-i ttl] [-v tos] [-r count] [-s count] [[-j computer-list] | [-k computer-list]] [-w timeout] destination-list

パラメータ

-t
割り込みが発生するまで、指定したコンピュータを検査します。

-a
アドレスを解決してコンピュータ名に変えます。
-n count
count で指定した数の ECHO パケットを送信します。既定値は 4 です。

-l length
length で指定した量のデータが入っている ECHO パケットを送信します。既定値は 32 バイトです。最大値は 8192 です。

-f
Do Not Fragment フラグをパケットに入れて送信します。パケットは、ルート上のゲートウェイによってフラグメント化されることはありません。

-i ttl
Time To Live フィールドを ttl で指定した値に設定します。

-v tos
Type Of Service フィールドを tos で指定した値に設定します。

-r count
発信パケットと返信パケットのルートを Record Route フィールドに記録します。 count には、最小で 1 つ、最大で 9 つのコンピュータを指定することができます。

-s count
count で指定した数のホップに対してタイムスタンプを指定します。

-j computer-list
computer-list で指定したコンピュータ一覧を経由してパケットをルーティングします。連続したコンピュータは、中間ゲートウェイで区切られる可能性があります (loose source routed)。IP で許される最大数は 9 です。

-k computer-list
computer-list で指定したコンピュータ一覧を経由してパケットをルーティングします。連続したコンピュータは、中間ゲートウェイで区切られません (strict source routed)。IP で許される最大数は 9 です。

-w timeout
タイムアウトの間隔をミリ秒単位で指定します。

destination-list
検査するリモート コンピュータを指定します。

Q&Aに戻る